
平等とは、貧しき者を稼ぐ者が支える形であります。意図して貧しき状況を創出(演出)しようとする者がいたとて、働く者がこれを支える!この国に限らず平等の定義はこういったところでしょう。
取りやすいところから取るを徹底!
企業と現役世代の負担増が止まらない。年金に関するホットなニュースですが、どうも笑えません。昨年から今年にかけて目を見張るほどの現役負担増政策が大きく展開されているわけでありますが、すでに稼ぐも地獄、稼がずもまた地獄といった状況に驚いている場合ではなさそうです。新会計基準がヤバい!
政府が次に投下した爆弾は、なんと「新会計基準」であります。(産経ニュース)一見、会計基準の改正か?といった程度と思う人もいるでしょうが、これまでは企業年金の積み立て不足を企業は10~15年といった複数年に股がって負債として貸借対照表に計上でたわけでありますが、新会計基準では一括計上することを決定しています。
結局、どういうこと?
一般の社員には関係ないんでしょ?
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確定給付型企業年金を廃止するための一手 !?
こんな意見も飛んできそうです。要するに、新基準によって、確定給付型の企業年金は企業にとって大きな負担になります。確定拠出型年金を選択する企業はさらに増えることは必須であり、現況の企業の台所事情を熟知しての決定であるということです。
もっと平たくいうと、企業が会社継続にヒーヒー状態であることを十分に知っていて、確定給付型企業年金の支払を止めさせて、現在、6割が2%程度の損失となっている確定拠出年金を選択させる可能性が濃厚ということです。
あなたが勤めている会社に企業年金があるとするならば、その毎月のあなたの掛け金は投資信託のような割の悪い博打にあなたの同意なく回されることが決定したということであります。
外国人ならびに老人、生活保護自給者への高待遇は今だ継続中!
「現役世代はヨレヨレになろうとも死んでいないならば、もうちょっといけるだろう・・」
そんな悪魔のような囁きをしたのか?は別でありますが・・・
ちなみにこれを決定したのは、 日本の会計基準を定める企業会計基準委員会(ASBJ)であります。
社会保障を手厚くした民主党が掲げる平等の形がしっかりと表れた結果となりました。
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