バローゾ欧州委員長
「キプロスは無秩序なデフォルトかろうじて回避した」
「キプロスは約束を守らなければならない」
「経済のシナリオを予測するのは困難」
このタイミングで!!このようにお感じされた方多かったのではないでしょうか。夕方のニュースでキプロス問題がクローズアップされた矢先のことです。先々週末の大幅な下落から一夜明けた月曜日にはほとんどニュース取上げられていなかったことを思い出します。
午前の記事でも指摘しましたが・・
今回のキプロス問題は安定した発表があるまでの流れがあまりにも出来過ぎています。なるべく言葉は額面通りに受け取りたいものですが、バローゾ欧州委員長やメルケル独首相の要人による発言はあまりにも不自然であります。このタイミングにおいて・・
【午前中の記事】
【作為?】日経平均株価大幅下落-340円の裏に大口投資家の影・・
「か ろ う じ て」
「経 済 の シ ナ リ オ を 予 測 す る の は 困 難」
自分たちの発言や行動を見透かされていたことを強く意識したかのような言葉選びが気になります。
メルケル独首相
「キプロスの支払い不能は回避された」
「キプロス合意は公正な負担分担の内容」
メルケル独首相においても飄々と、また淡々と予定されていたものであったかのような発言内容です。そして、このキプロス問題において発言している要人の面々をみても分かるように円高で直接利害に影響があった面々ばかりです。
日本政府も今後もこういった混乱や攻勢に淡々と対応できるよう準備を着実にすすめていることでしょうから、円は着実に円安を維持するのではないか?と期待しています。ただし、ユーロ圏17カ国は円高の旨味を知ってしまっていますので、今後も市場を惑わせるようなニュースが時折飛び出してくるかもしれません。
問題はいつも偶発的に自然発生することばかりとは限らず、利害関係がある以上、望んで起こされることだって頭の片隅においておく必要がありそうです。
投資で資産を運用している方々は特に必要かと・・

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