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2013年6月3日月曜日

【豪 小売売上高 4月】微妙なオーストラリアの国内経済事情・・



■オーストラリア小売売上高【4月】の数値が発表されています。

(1)前回数値(-)0.4%を上回る、(+)0.2%となりました。
※ 数値面で(+)0.2%ポジティブな結果となりました。


数値として非常に微妙と言わざるおえません。
良いとも/悪いとも言い難いところですね。




内訳を確認してみますと、商品販売(1.3%)、食品小売業(0.5%)、カフェ、レストラン、テイクアウトのフードサービス(0.5%)、衣類、靴、服飾品小売業(1.8%)と全体数値よりも高い数値となっています。日常生活といった面では、景気後退の影響が出ているとはいえず、生活の実感としては、良くもなく悪くもなく落ち着いた印象をもった生活だと多くの方々は感じているのではないでしょうか。数値を引下げているのは、その他の小売業(0.1%)というカテゴリーです。一般的に日常生活に必要な消費以外は無駄遣いしないといった風潮があるのかもしれませんが、その他の小売業(0.1%)がどういったものを示しているのかは、一度調べてみたいところです。


さて、豪統計局では3月に(-)0.4%減少した後に、(+)0.2%へと増加していますが、2013年1月・2月の、(+)1.2%・(+)1.3% からの水準と比較しますと、かなり低い水準に位置しています。この点においても、中国経済が好調だった去年の状況から比べますと大きく中国経済に変化があったことが読み取れます。(オーストラリアの最大の資源輸出国は中国)




金余りにとってのお約束が・・


5月21日には豪準備銀行(RBA)が政策金利引き下げています。これにより、金融緩和で金余りとなった米国や日本などの資金先であった資源国通貨(豪ドル、ニュージーランドドル)などの『旨味』がこれまでよりも大きく引下げられたことを意味します。また豪準備銀行(RBA)は、今後の見通しにおいて、中国への資源輸出一辺倒を大変懸念している発言が多く見られるようになり、観光産業や、教育産業でのあらたな軸となる経済を構築しようと経済の転換を視野に入れています。




産業構造改革の試み・・


当然ながら、観光業や教育産業は世界的にみて競争が激しく、すでに確率している国々の努力たるや相当なものでありますし、ビジネスの視点においてもノウハウの確率の差が大きく出てきている産業分野だと思います。よって、現在の豪ドルレートはあまりにも高すぎますし、このレートで勝負できるほど世界は甘くないということです。




国内景気次第で政策金利引下げも・・


したがって、今後も国内景気が「パッとしない」と判断すれば、速やかに政策金利が引下げられる可能性も視野に入れておきたいところであります。




目安は?


やや長い目でみた場合、小売売上高の長期上昇トレンドが、0.5%へと上昇すると、豪準備銀行(RBA)の政策金利は据え置が継続することが可能性として濃厚ですし、逆に、小売売上高の長期上昇トレンドが0.3%へと低下すると、政策金利の引き下げ観測が浮上することは避けられないと思います。

豪ドル熱もいったん休憩といったところでしょうか。
今後のポジションバランスは難しい局面であるかもしれません。



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