高齢となり、家族やお金、仕事がなければ、刑務所が費用対効果の良い老人ホームとして最適!と考える人がいても不思議ではありません。
ブルームバーグの記事によりますと、「刑務所を老人ホーム代わりとして使う」という話は、想像の話ではなく、すでに現実化している話であるようです。病気になっても医療を受けれる上に食事や衣料、仲間まで付いてくるとなれば、割切って軽犯罪を行い望んで刑務所へ・・という高齢者が少なくないというから問題です。
沢登 文治
集英社 (2015-03-17)
売り上げランキング: 37,306
集英社 (2015-03-17)
売り上げランキング: 37,306
関連記事はコチラ>>
堀江 貴文
文藝春秋 (2014-07-10)
売り上げランキング: 12,023
文藝春秋 (2014-07-10)
売り上げランキング: 12,023
刑務所運営も国民の税で賄われていますので・・・。
ちなみに、コストですが、刑務所など矯正機能を充実させる14年度の予算額は約2300億円もかかるそうです。法務省によると受刑者1人当たりの年間コストは約320万円、生活保護を受けた場合のほぼ倍に相当。安価な商品の万引きなどのささいな犯罪でも再犯を繰り返せば最長で5年の実刑判決を受ける可能性もあるので、その場合、単純計算で5年間で1600万円が必要となる計算・・・。
ある中国の窃盗団が日本の警察で取り調べを受けている際、「窃盗が成功しても天国、仮に捕まっても天国・・」といったそうですが、良くも悪くも日本では、被害者よりも加害者の人生に重きを置く傾向が強いというのが実情です。生活保護者よりも苦しい環境にあるサラリーマンも少なくないわけですが、生活保護者以上に国からお金をかけてもらっている受刑者は、間違いなく劣悪環境のサラリーマンよりも人間らしい健康的な生活をおくっているのかもしれません。
命を削って頑張るサラリーマンにとっては、皮肉な話です。
老人ホーム化する刑務所、「出るのが怖かった」-高齢化で医療費増も | ブルームバーグ
アンソロジー
コアマガジン (2015-04-06)
売り上げランキング: 12,210
コアマガジン (2015-04-06)
売り上げランキング: 12,210
U-style TOPページへ

0 件のコメント:
コメントを投稿