今日の上海株は、前場一時3908ポイントと2%以上の上昇となりましたが、まだまだ予断を許すような状態ではなさそうです。
理由の一つに、前代未聞とも言える政府や国有企業による(一部の)株式売却禁止令。これにより、上海株式市場が上昇に転ずる場面があろうとも、海外投資家はまったく反応しないという状況が考えられます。もう一つの理由として、暴落する前の6月18日には2兆2,666億元(約45兆円)と凄まじい信用買い残だったものが、7月10日時点の上海の信用取引は買い残が1兆4,380億元(約28兆円)まで大幅にシュリンク。
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現在、中国政府(共産党)は、大株主や影響力のある投資家に対して信用売りを禁止しているわけでありますが、その他の投資家たちによって、上昇相場で売りが出てくる可能性も否定できず、一時的上昇こそあれ、トレンドとなることは難しそうだということであります。
国内株式の今日の動きとしては、保険、海運、銀行が小幅高となっています。
FRBのイエレン議長の利上げに関する発言とIMF関係者による利上げ反対の意見など米国内でも意見が分かれており、今後の流れが見えづらい場面となっております。
CCCメディアハウス (2015-07-14)
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